インターネットで自社のブランドを高めていくためには、SEO対策が重要になってきます。その中でもサジェスト対策は即効性のある手法として知られているのですが、時としてスパム行為として見なされてしまいペナルティの対象になることも。
このようなことにならないためには、どうすればいいのでしょうか?

サジェスト対策の効果

サジェスト対策がペナルティの危険を考える前に、この対策にどのようなメリットがあるかを整理してみましょう。サジェスト対策を施すことで、自社のWEBページの表示スピードが格段に上がる効果が期待できます。検索エンジンにおける対策としてSEO対策がありますが、上位表示されるためには、かなりの時間を要することが一般的です。これに対してサジェスト対策は短期間で上位表示される可能なのです。Googleのサジェスト対策は1週間~1ヶ月程度、Yahooにおいては平均すると1週間程度で効果が現れてくるのですが、翌日反映されることも少なくありません。また、サジェスト検索で表示されるキーワードでクリック数=サイト訪問数も増えてくるためにブランディングアップにも効果があるわけです。

サジェスト対策にはらむペナルティの危険性

では、自社サイトのブランディングアップに効果があるサジェスト対策にはらむペナルティの危険性とはどのようなものなのでしょうか?それは不正に検索順位を上げることをしているWebサイトをGoogleなどが自社の検索エンジンアルゴリズムを使って、スパム行為として見なすことです。Googleのウェブマスターのガイドラインの中では、自動でのクエリ送信が禁止されているために、WEBサイトのインデックスが削除される可能性があります。Yahoo!でも、検索品質を向上させるために、サジェストワードの入力サポートを意図的に行うことをスパム行為と受け止めているので危険なのです。

正しいサジェスト対策を行えばペナルティは心配ない

このようなことを知ると、サジェスト対策そのものが悪い行為と思ってしまうかもしれません。しかし、正しいサジェスト対策を行えばペナルティは心配ないことも事実。実際にネット上の情報は多く人々の関心が高い内容が反映されています。そのために検索をするユーザー検索を補助するサジェスト機能は、ユーザーに取ってはとても便利なものです。但し、ここでネガティブキーワードが表示されてしまうと、それだけで検索された企業のブランドは低下して風評被害の危険にさらされてしまいます。いわゆる「サジェスト汚染」と呼ばれているものですが、このようなことにならないためにに、ネガティブキーワードを非表示するような対策も講じる必要が出てくるのです。

まとめ

サジェスト対策でペナルティの危険を減らしたりなくすことは、サジェスト汚染を払拭すること。そのためにはネガティブキーワードを非表示するようなサジェスト対策が重要になっていくのですが、それにまして、自社のコンプラインスを重視したポリシーをしっかりと確立しておくことが前提であることは言うまでもありません。